高尾山薬王院の大本坊を裏手に進んだところにある小さな鳥居をくぐると、
これまた小さな、高さ1m50cmほどの洞窟の入口がある。
背をかがめなながら進むと、そこには七福神の紅一点で、
河の神とされる「弁天様」が祀られている。
実はこの洞窟、かつては40mほどの長さだったが、平成16年に崩落し、
新たに今の弁天様の像が祀られたんだとか。
現在では5mほどしか中に入ることができないものの、
洞窟の中は静かで神秘的な雰囲気。登山道とはちょっとちがうひんやりとした空気を、
ぜひ体感してほしい。
穴弁天_2